事業育成※

※ educationの翻訳を教育ではなく育成とした理由:
educateはラテン語ではeducere(教え伝える)とeducare(赤児を産道から引き出すとかlead forth)の二つの側面を持っているらしい。カクイチ研究所が目指す方向は通常の意味での人を育てるという意味での教育ではなく、卵を産み孵す(hatch and incubate)という意味も含めておきたい。そしてその実体験を通じて共に学ぶという意味を含めておきたい。
dictionary.comによれば、教育(education)とは一般的な知識の修得とその理解力と判断力を自ら高めること、そしてその結果としてその人が知的に成熟した人生を自分自身のためにそしてその周囲の人々のために供する行為や過程と定義されています。
われわれは必ずしも研究所の仕事が教師を輩出することにあるのではないと信じています。教えることは学ぶことを含んでおり、個々人の個々の要請に基づいて学ぶことによって、人はその成育の道程で互いに出会っています。東京と軽井沢の育成事業の拠点における本質的な鍵となる考えはE.F.シューマッハの次の言葉に要約されています。『スモール イズ ビューティフル(小さきものは美しい)』。

現段階において、われわれの仕事における育成の側面は、先駆的な新しい発想にのっとって開拓されたところの個人の概念に通じています。それは確固たる基盤に則っているかもしれないし、そうではないかもしれない。唯一絶対の教義や主義信条が人々のコミュニケーションを一色に染められてしまうようなことはありえない。そして、それは独立自尊の存在として生きている個々人が自身のために決定し、彼ら自身の理性と判断力を鍛え上げるために、情報を活かす術を身につけることにほかならず、それゆえ教育(あるいは育成)の定義とは真に成熟した生命による充足を見出すことのほかにありえないと思われるのです。このビデオスライドは、われわれが如何にわれわれ自身の手で、これらの育成事業活動を手掛け、いつも人々のためを想い個々人を勇気づけるかを現わしています。